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MISSION GUIDE

韓国の労働契約書|外国人がサイン前に確認するポイントを解説 MISSION 13

2026. 08. 19
nuga.jungin nuga.jungin

韓国の労働契約書|外国人がサイン前に確認するポイント|H-1 MISSION 13

情報確認日:2026年8月19日


韓国ワーホリで仕事が決まったら、次に必要なのは「働き始めること」ではありません。

先に労働契約書を確認し、自分の手元にも契約内容が残った状態にすることです。

口頭で聞いた時給や勤務時間だけで働き始めると、あとから「聞いていた条件と違う」となったときに確認が難しくなります。

このMISSIONでは、韓国語の契約書を完璧に読めなくても、署名前に最低限どこを確認すればよいかを順番に整理します。


このMISSIONでやること

  • 労働契約書を書面または電子文書で受け取れる状態にする
  • 契約期間、勤務場所、仕事内容を確認する
  • 給与の構成・計算方法・支払方法・支払日を確認する
  • 勤務日、勤務時間、休憩、休日・休暇を確認する
  • 求人・面接で聞いた条件と契約書が一致するか確認する
  • H-1の就業条件に収まっているか再確認する
  • 分からない条項を質問してから署名する

まず結論|署名より先に「書いてある条件」を確認する

韓国では、使用者は労働契約を結ぶ際に賃金、所定労働時間、休日、年次有給休暇などの労働条件を明示し、法律で定められた事項について書面(電子文書を含む)を労働者に交付する必要があります。

短時間・期間制で働く場合には、契約期間、労働時間・休憩、賃金、休日・休暇、勤務場所・業務内容、勤務日と日別労働時間なども重要な確認項目です。

「店長が説明してくれたから大丈夫」ではなく、説明された条件が契約書にも反映されているかを確認してください。


CHECK 1|最初に6か所を見る

韓国語の契約書を渡されても、最初から全文を一字ずつ訳す必要はありません。

まず次の6点を探します。

1. 근로계약기간|労働契約期間
いつからいつまで働く契約なのか。
H-1の滞在予定を超える契約になっていないかも確認します。

2. 근무장소 / 업무내용|勤務場所・仕事内容
応募した店舗・会社と同じ場所か、面接で説明された仕事と同じ内容かを確認します。
「その他会社が指示する業務」など範囲が広い表現があり、意味が分からない場合は署名前に質問します。

3. 근로시간|勤務時間
始業・終業時刻、勤務日、週の勤務時間を確認します。
H-1には別途就業時間等の条件があるため、労働契約上可能な勤務であってもH-1の範囲を超えてよいわけではありません。前MISSIONで確認したH-1条件と必ず照合してください。

4. 휴게시간|休憩時間
何時から何時まで休憩なのか、実際に自由に使える時間なのかを確認します。
2026年8月19日時点の現行法では、労働時間が4時間の場合30分以上、8時間の場合1時間以上の休憩を労働時間の途中に与えることが原則です。

※休憩制度には法改正・適用条件があります。実際の勤務開始前に国家法令情報センターまたは雇用労働部で最新規定を再確認してください。

5. 임금|給与
時給だけを見て終わらせません。
給与の構成項目、計算方法、支払方法、給与支払日を確認します。

6. 휴일・휴가|休日・休暇
週の休日や休暇の扱いを確認します。
「アルバイトだから休日の記載は関係ない」と考えず、自分の契約条件として確認してください。

韓国ワーホリ中の日本人女性が勤務開始前に店長と労働契約書の給与・勤務時間を確認する場面

PAY CHECK|「時給」だけでは給与条件は分からない

求人票に「時給○○ウォン」と書かれていても、契約時にはもう少し細かく確認します。

  • 基本となる時給または賃金
  • どの時間を勤務時間として計算するか
  • 給与の締め日
  • 実際の支払日
  • 銀行振込かその他の方法か
  • 追加手当がある場合、その条件
  • 控除される項目がある場合、その内容

2026年に適用される韓国の最低賃金は、最低賃金委員会の公式案内では時給10,320ウォンです。

ただし、この金額は2026年基準です。最低賃金は年度ごとに変更され得ます。また、手当・控除・各制度の適用可否は勤務条件や事業場等によって異なることがあります。

実際に契約・勤務を開始する直前に、最低賃金委員会・雇用労働部の公式サイトまたは1350で最新金額と自分の勤務への適用条件を必ず確認してください。

求人票と数字が違ったら、その場で確認する

面接では時給Aと言われたのに契約書ではB、給与日は聞いていた日と違う、勤務時間が増えている。

こうした違いを見つけたら、署名してからではなく署名前に質問します。

「あとで直しておきます」と言われた場合も、可能であれば修正された内容を確認してから署名し、自分用の契約書を受け取ります。


TIME CHECK|勤務時間はH-1条件とセットで見る

労働契約書だけを見て「合法」と判断しないことも重要です。

H-1ワーキングホリデーには、滞在資格側の就業条件があります。

そのため、店側が提示したシフトが一般的な労働契約として成立する内容でも、自分のH-1条件を超える働き方になっていないかは別に確認する必要があります。

複数の勤務先で働く場合も、各契約書を別々に見て終わらせず、自分の就業状況全体を管理してください。

H-1の最新条件が不明な場合は、勤務開始前にHi Koreaまたは出入国・外国人総合案内センター1345へ具体的な勤務内容・時間を伝えて確認するのが安全です。


REST CHECK|休憩と「待機時間」を曖昧にしない

飲食店や店舗勤務では、「休憩」と言われていても実際には電話対応や来客対応を求められるケースを心配する人もいるでしょう。

契約書上の休憩時間だけでなく、実際にその時間を自由に利用できるのかを確認します。

現行の勤労基準法は休憩時間を労働時間の途中に与え、労働者が自由に利用できることを定めています。

ただし、2026年には休憩制度に関する法改正が公布されており、施行時期を含め最新条文を確認する必要があります。

このMISSIONでは古い説明を固定ルールとして覚えるのではなく、勤務開始時点の最新法令を確認する習慣をつけてください。


STOP|この状態でサインしない

次のような場合は、一度止まって確認してください。

  • 空欄が多いまま署名を求められる
  • 給与額や計算方法が分からない
  • 勤務時間が求人・面接時と違う
  • 勤務場所や仕事内容が曖昧
  • 契約書を自分には渡せないと言われる
  • 「外国人だから契約書は不要」と言われる
  • 内容を質問しても説明してもらえない
  • 理解できない韓国語の条項にすぐ署名するよう急かされる

韓国語が不安でも、分からないまま署名する必要はありません。

写真翻訳だけで意味を決めつけず、重要な条項は雇用主に確認し、必要なら公的相談窓口も利用してください。

労働契約書の条件違いに気づき署名を止めて店長へ確認する日本人ワーホリ女性

契約書を受け取ったら、その場で終わりではない

署名後は、自分が確認できる形で契約書を保管します。

紙なら原本または交付された自分用書面をなくさないように保管し、電子文書なら後から開けるか確認します。

あわせて、求人票や面接時の重要な条件が分かる記録も残しておくと、後から条件を確認するときに役立ちます。


勤務条件が途中で変わったら

「来週から勤務時間を増やす」「給与計算方法を変える」など、契約後に重要な条件が変わることもあります。

口頭だけで済ませず、何がどう変わるのか確認してください。

勤労基準法第17条は、契約締結後に対象となる労働条件を変更する場合についても明示を求めています。

変更内容がH-1の就業条件に影響する場合は、労働法だけでなく出入国上の条件も再確認します。


トラブルになったときの相談先

契約書を渡してもらえない、給与が契約と違う、説明された勤務条件と実際が大きく違うなどの問題が起きた場合は、一人で判断せず公的窓口に相談します。

雇用労働部 顧客相談センター:1350

雇用労働部の公式案内では、1350の労働相談は平日09:00〜18:00です。

相談時間・利用方法は変更される可能性があるため、利用前に公式サイトで最新情報を確認してください。

H-1の就業可能範囲や在留資格に関する相談は、出入国・外国人総合案内センター1345で確認します。


公式情報・確認先

https://www.law.go.krr

※法律、最低賃金、相談時間、各種制度・金額・適用条件は改正・変更される可能性があります。実際に契約・勤務を開始する直前に、上記の公式サイトまたは担当機関で最新情報を必ず確認してください。


FAQ|韓国ワーホリの労働契約書

アルバイトでも労働契約書は必要ですか?

はい。アルバイトや短時間勤務だから書面確認が不要になるわけではありません。雇用労働部は非正規労働者にも勤労基準法が適用され、賃金・所定労働時間・休日・休暇などの労働条件を書面で明示・交付する必要があると案内しています。

韓国語の契約書が読めない場合はどうしますか?

分からない条項をそのままにせず、署名前に雇用主へ意味を確認してください。特に給与、勤務時間、勤務場所、仕事内容、休日、契約期間は必ず確認します。重要な疑問が残る場合は1350などの公的相談窓口も利用してください。

2026年の最低賃金はいくらですか?

最低賃金委員会の公式案内では2026年適用の時給は10,320ウォンです。ただし年度ごとに変更されるため、実際の契約前に最低賃金委員会または雇用労働部で最新金額と適用条件を確認してください。

契約書と面接で聞いた時給が違います。

署名前に確認してください。どちらが正しい条件なのかを明確にし、合意した内容が契約書に反映されたことを確認してから署名するのが安全です。

休憩時間は契約書のどこを見ますか?

「휴게시간」などの欄を確認します。時間の長さだけでなく、その時間を実際に自由に使えるかも重要です。休憩に関する法律は改正・施行時期の影響を受けるため、勤務開始時点の最新条文も確認してください。

契約書を写真で撮るだけでもいいですか?

写真を残すことは補助的な記録になりますが、それだけで「契約書の交付」を済ませたと自己判断しないでください。自分に交付される書面または電子文書を受け取り、後から内容を確認できる状態にします。

H-1なら契約書に書いてある時間だけ働けば問題ありませんか?

いいえ。労働契約上の勤務時間とは別にH-1の就業条件を守る必要があります。勤務開始前に前MISSIONのH-1就業条件と照合してください。

契約後に勤務時間や給与が変わったらどうしますか?

変更内容を口頭だけで終わらせず、何が変更されたか確認してください。重要な労働条件の変更やH-1条件への影響が分からない場合は、雇用労働部1350や出入国1345へ確認します。


MISSION CHECK

□ 契約期間を確認した

□ 勤務場所と仕事内容を確認した

□ 給与・計算方法・支払方法・支払日を確認した

□ 勤務日・勤務時間を確認した

□ 休憩・休日・休暇を確認した

□ 求人・面接条件と契約書を照合した

□ H-1の就業条件と照合した

□ 分からない条項を署名前に質問した

□ 自分が確認できる契約書を受け取った

□ 最新の最低賃金・制度を公式情報で再確認した


MISSION CLEAR

労働契約書の内容を理解し、求人・面接で聞いた条件と一致していることを確認したうえで署名し、自分用の契約書を受け取れたらMISSION CLEARです。

仕事が決まった瞬間ではなく、「どんな条件で働くのかを自分で確認できた瞬間」が、本当のスタートです。


NEXT MISSION

14|LAB-001|最低賃金を確認する

次は2026年の最低賃金を基準に、求人票・労働契約書・給与明細で自分の時給と勤務時間を照合します。

このガイドが含まれるミッション 韓国ワーホリ H-1 ROUTE
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