F-6の交際・結婚経緯|写真・SNS・招待状を準備する|F-6 MISSION 09
情報確認日:2026年8月19日
このMISSIONでやること
F-6-1では、法律上結婚していることだけでなく、二人がどのように出会い、交際し、結婚に至ったのかを申請書類で説明します。
このMISSIONでは、韓国人配偶者が作成する「外国人配偶者招待状」と、日本人配偶者が作成する「外国人配偶者の結婚背景陳述書」を軸に、写真やSNSなどの証明資料を整理します。
やること|二人の出会いから結婚までを時系列で整理し、公式様式と証明資料で説明できる状態にする
準備するもの|外国人配偶者招待状、結婚背景陳述書、交際・家族・結婚式などの写真、必要に応じてLINE・KakaoTalkなどの会話履歴
ゴール|書類の内容と写真・SNSの内容に矛盾がなく、第三者が見ても二人の関係の流れを理解できる状態にする
まず結論|大切なのは「大量の証拠」より一貫したストーリー
2026年の駐日本国大韓民国大使館のF-6-1案内では、外国人配偶者の結婚背景陳述書と外国人配偶者招待状が基本提出書類に含まれています。
東京の大使館案内では、招待状の指定項目について別紙A4に韓国語で詳しく作成し、交際写真・家族写真・SNS会話履歴などを自由形式で添付するよう案内しています。写真には日付・場所・説明を詳しく書く必要があります。
大阪・仙台の総領事館案内では、証明資料としてカラー写真3〜4枚を提出し、両家の顔合わせや結婚式などの写真も含め、A4用紙へカラーコピーしたうえで各写真に日付・本人との関係・場所などを記載するよう案内しています。
大切なのは、資料全体で次の流れが自然につながることです。
「いつ出会った」
→「どのように交際した」
→「家族に紹介した」
→「結婚を決めた」
→「婚姻手続きをした」
という流れが、招待状・陳述書・写真・SNSで自然につながっていることが重要です。
STEP 1|まず二人の交際年表を作る
書類を書き始める前に、二人で簡単な年表を作ります。
最低限、次の時点を整理してください。
- 初めて知り合った時期と場所
- 最初に連絡を取り始めた時期
- 交際を始めた時期
- 日本と韓国を行き来した時期
- お互いの家族に紹介した時期
- 結婚を決めた時期
- 婚姻届を提出した時期
- 今後韓国で一緒に暮らす予定
年月日をすべて暗記する必要はありませんが、招待状と結婚背景陳述書で時期が大きくずれないようにします。
たとえば、韓国人配偶者は「2024年4月に交際開始」と書き、日本人配偶者は「2023年12月から交際」と書いていると、説明の追加を求められる可能性があります。
二人で年表を一度共有してから、それぞれの書類を書くのが安全です。
STEP 2|韓国人配偶者は「外国人配偶者招待状」を準備する
外国人配偶者招待状は、韓国人配偶者が作成する指定様式です。
2026年の東京大使館案内では、招待状の1・2ページにある指定項目について、別紙A4に韓国語で詳しく作成するよう案内されています。
ここでは、単に「愛し合って結婚しました」と短く書くのではなく、二人の関係を時間順に説明できるようにします。
整理すると書きやすい内容
- どこで、どのように知り合ったか
- 最初はどの言語で会話したか
- どのように連絡を取り続けたか
- 遠距離期間があった場合、どのように会っていたか
- 両家へいつ紹介したか
- 結婚を決めた経緯
- 婚姻手続きをどのように進めたか
- 結婚後、韓国でどのように生活する予定か
事実を具体的に書けば十分です。
ドラマのように感情を大きく表現する必要はなく、逆に実際にはなかった出来事を追加してはいけません。
STEP 3|日本人配偶者は「結婚背景陳述書」を自分の視点で書く
外国人配偶者の結婚背景陳述書は、日本人配偶者が作成する指定様式です。
招待状と同じ内容を一字一句コピーするのではなく、日本人配偶者自身の立場から事実を整理します。
ただし、
- 出会った時期
- 交際開始時期
- 結婚を決めた時期
- 家族紹介
- 婚姻時期
など重要な事実関係は招待状と一致している必要があります。
「表現は違っても、事実は同じ」が基本です。
記憶が曖昧な部分は、昔の写真、航空券、メッセージ履歴、カレンダーなどを見ながら確認してから書きましょう。
STEP 4|写真は関係の「節目」が分かるものを選ぶ
写真は枚数より内容が重要です。
大阪・仙台の公式案内では、カラー写真3〜4枚を基本資料として案内し、両家の顔合わせや結婚式などの写真を含めるよう説明しています。
選びやすい写真の例
1. 交際中の二人の写真
2. 日本または韓国で一緒に過ごした写真
3. 韓国人側または日本人側の家族と一緒の写真
4. 顔合わせ・結婚式・婚姻時期に近い写真
必ずすべての種類がそろっていなければならないという意味ではありません。
自分たちの関係の流れを説明しやすい写真を選びます。
写真ごとに、
- 撮影日または時期
- 撮影場所
- 写っている人と本人との関係
- 何をしていた場面か
を簡潔に書きます。
例:
「2025年5月、東京。韓国人配偶者が日本人配偶者の両親へ初めて正式に挨拶した際の写真。」
このように書けば、写真だけを見ても意味が伝わります。

STEP 5|SNSは「写真だけでは説明しにくい部分」を補強する
東京大使館は、交際写真・家族写真に加えてSNSの会話履歴なども自由形式の証明資料として案内しています。
LINEやKakaoTalkの履歴を使う場合は、量を増やすことより、二人が継続的に連絡を取り合ってきたことが分かる資料を選びます。
確認ポイント
- 二人のアカウントだと分かる
- 双方の会話が見える
- 時期が確認できる
- 一時期だけに集中していない
- 交際の流れと矛盾していない
たとえば遠距離期間が長かった夫婦なら、その時期の会話履歴は関係の継続性を説明する補助資料になります。
ただし、必要以上にプライベートな内容まで大量に提出する必要はありません。
公館の案内と、自分たちの交際経緯を説明するために必要な範囲で選びましょう。

STEP 6|招待状・陳述書・写真・SNSを横並びで確認する
資料をそろえたら、最後に4つを同時に見ます。
1. 韓国人配偶者の招待状
2. 日本人配偶者の結婚背景陳述書
3. 写真
4. SNS・その他の証明資料
次の質問にすべてYESと言えるか確認します。
「出会った時期は一致している?」
「交際開始時期は一致している?」
「家族紹介や結婚の時期は自然につながっている?」
「写真の日付と文章が矛盾していない?」
「韓国での今後の生活予定に矛盾がない?」
表現が違っても、重要な事実が一致していれば問題ありません。
大切なのは、二人が別々に書いても同じ事実関係が見えることです。
STEP 7|自分たちの証明セットを完成させる
最後に、提出用のセットを一つにまとめます。
基本セット
- 外国人配偶者招待状|韓国人配偶者が作成
- 外国人配偶者の結婚背景陳述書|日本人配偶者が作成
- 交際・家族・結婚関連のカラー写真
- 必要に応じてLINE・KakaoTalk・メールなどの会話履歴
写真やSNS資料は管轄公館によって案内の書き方や枚数が異なる場合があります。
東京では自由形式で交際写真・家族写真・SNS履歴などを案内し、大阪・仙台ではカラー写真3〜4枚の具体的な案内があります。
したがって、実際に申請する公館の最新ページを最後に必ず確認してください。
よくある失敗|証拠を盛りすぎる、または説明が少なすぎる
よくある失敗は次の2つです。
一つは、写真やメッセージを大量に出せば信頼されると思い、整理せず何十枚も提出すること。
もう一つは、
「結婚しているのだから分かるはず」
と考え、招待状の説明や写真の注記をほとんど書かないことです。
審査側が関係の流れを短時間で理解できるよう整理します。
招待状と陳述書を同じ文章にする必要はありません。
年表を共有し、それぞれ自分の言葉で書きましょう。
費用・期間の注意
招待状・結婚背景陳述書は公館が公開する指定様式を使用するため、古いブログから保存したファイルを使わず、申請直前に管轄公館の最新版をダウンロードしてください。
写真印刷やカラーコピーには多少の費用がかかります。
また、資料作成には意外と時間がかかります。特に長期間交際している夫婦は、昔の写真や日付を探す作業に時間がかかるため、ビザ申請直前ではなく早めに年表だけ作っておくと安心です。
問い合わせるときの聞き方
写真・SNS資料の枚数を確認したい場合:
「F-6-1ビザを申請予定です。外国人配偶者招待状に添付する交際写真とSNS会話履歴について、現在の管轄公館で必要な枚数・印刷形式を確認したいです。」
家族写真や結婚式写真が少ない場合:
「結婚式を行っておらず、両家が一緒に写った写真も多くありません。交際写真、家族との個別写真、渡航記録やSNS履歴など、代わりに提出できる証明資料を確認したいです。」
公式情報・公式URL
駐日本国大韓民国大使館|結婚移民(F-6-1)査証申請のご案内(2026.2.27)
外国人配偶者の結婚背景陳述書・招待状の指定様式、別紙A4での詳細説明、交際写真・家族写真・SNS履歴、写真の日付・場所・説明などを確認できます。
今回の確認日|2026年8月19日
駐大阪大韓民国総領事館|F-6 結婚移民
外国人配偶者招待状、結婚背景陳述書、カラー写真3〜4枚、両家顔合わせ・結婚式写真、各写真への日付・関係・場所の記載などを確認できます。
今回の確認日|2026年8月19日
駐仙台大韓民国総領事館|結婚移民ビザ(F-6)案内及び提出様式
外国人配偶者招待状・結婚背景陳述書の公式様式と、カラー写真3〜4枚を使った交際・家族関係証明の案内を確認できます。
今回の確認日|2026年8月19日
駐日本国大韓民国大使館|結婚移民
F-6-1の最新案内ページと提出書類案内への入口を確認できます。
今回の確認日|2026年8月19日
FAQ|F-6の交際・結婚経緯でよくある質問
F-6申請では交際写真は何枚必要ですか?
公館によって案内が異なります。大阪・仙台ではカラー写真3〜4枚が具体的に案内されています。東京は招待状の別紙証明として交際写真・家族写真・SNS履歴などを自由形式で案内しているため、管轄公館の最新情報を確認してください。
結婚式をしていなくてもF-6申請できますか?
結婚式写真は関係を説明する資料の一例です。結婚式をしていない場合は、交際写真、家族紹介時の写真、旅行・渡航記録、SNS履歴など、自分たちの実際の経緯を説明できる資料について管轄公館へ確認してください。
写真には何を書けばいいですか?
公式案内では、日付、場所、本人との関係、写真の説明などを詳細に記載するよう案内されています。写真を見ただけで「いつ、どこで、誰と、何をしていたのか」が分かるようにすると整理しやすいです。
LINEやKakaoTalkは必ず提出しますか?
すべてのケースで一律に必須とは限りませんが、東京大使館は交際経緯の自由形式証明資料としてSNS会話履歴を案内しています。写真だけでは説明しにくい遠距離交際期間などの補強にも使えます。
招待状は日本人配偶者が書きますか?
外国人配偶者招待状は韓国人配偶者が準備します。一方、外国人配偶者の結婚背景陳述書は外国人である日本人配偶者が準備します。
招待状と結婚背景陳述書は同じ文章にした方がいいですか?
同じ文章をコピーする必要はありません。二人の視点で表現は異なっても構いませんが、出会い・交際開始・結婚決定・婚姻など重要な事実関係に矛盾がないよう確認してください。
長く付き合っていて正確な日付を覚えていない場合はどうしますか?
写真、SNS、航空券、カレンダーなどを見ながら可能な範囲で確認してください。分からない日付を無理に作らず、指定様式の記入方法に従い、必要なら管轄公館へ確認するのが安全です。
MISSION CHECK
□ 二人の出会いから婚姻までの簡単な年表を作った
□ 招待状を韓国人配偶者が準備することを確認した
□ 結婚背景陳述書を日本人配偶者が準備することを確認した
□ 重要な年月・出来事について二人の認識を合わせた
□ 関係の節目が分かる写真を選んだ
□ 各写真に日付・場所・関係・説明を付けられる
□ 必要に応じてSNS会話履歴を整理した
□ 招待状・陳述書・写真・SNSに大きな矛盾がない
□ 管轄公館の最新版の指定様式と提出形式を確認する準備ができた
MISSION CLEAR
韓国人配偶者の招待状、日本人配偶者の結婚背景陳述書、そして二人の関係を説明する写真・必要な補助資料をそろえ、すべてが同じ交際・結婚の流れを示していることを確認できたらMISSION CLEARです。
このMISSIONでは「きれいな資料」を作ることより、二人が実際に歩んできた関係を正直に、分かりやすく説明できる状態にすることが大切です。
次は、F-6申請で犯罪経歴証明書と健康診断書が必要になるケースと免除条件を確認します。
NEXT MISSION
MISSION 10|F6-006
犯罪経歴証明・健康診断の必要有無を確認する
次は、2023年以降変更されたF-6の犯罪経歴証明書・健康診断書ルール、夫婦それぞれの準備者、免除されるケース、書類の発行期限まで整理します。