ドラマを見ながら「いいな〜」と思っていた公衆スキンシップ。いざ自分がその立場になってみると、ときめきより先に変な冷や汗が出ることに気づきました。今日はそんな話です。

「いつか私も」が現実になったとき、思ってたのと違った話
韓国ドラマを見ていると、人混みの中でヒロインをグイッと引き寄せるシーンとか、駅のホームで突然ハグするシーンとか、よく出てきますよね。見ているぶんには「いいな〜」と思っていたんですが、実際にそれが自分に起きると、ときめきより先に別のものが出てきました。
「えっ、みんな見てるじゃん……」
日本で育っていると、公共の場ではある程度わきまえるのが普通というか、そういう感覚が自然と身についていると思うんですよね。恋人同士でも外では適度な距離感を保つというか。でも彼にはそういう発想があまりないようで、最初はそのギャップに毎回びっくりしていました。
今回は、付き合い始めてから経験したスキンシップへの適応記を、エピソードごとにまとめてみます。
代官山のカフェ:なんで向かいに座らないの問題


ある日、代官山のおしゃれなカフェに入ったときのこと。2人用の小さなテーブルだったので、2人用テーブルで向かいあわせに座って待っていたら、彼が普通に私の隣に座ってきました。
「え、向こうにも席あるよ?」
「隣の方がよくない?」
よくない……というか、よくないことはないんだけど、狭いし、後ろのお客さんと距離近いし、なんか恥ずかしいんだけど……という気持ちを説明するのが難しくて、結局そのまま肩くっつけて座ることになりました。慣れてくると、まあ悪くはない(笑)
渋谷スクランブル:腰をつかまれた件


青信号になった瞬間、何百人もの人波が押し寄せてくるあの渋谷のスクランブル交差点。避けながら歩いていたら、彼に腰をグッと引き寄せられました。
「人多いからくっついてて」
一言でした。渋谷のスクランブル交差点で腰に手を回してくる人間がいるとは思っていなかったので、脳の処理が完全に追いつかないまま横断歩道を渡りきりました。
渡り終えた後も手が離れる気配がないので、「もう大丈夫だよ」と言ったら「うん」と返ってきました。離しませんでした(笑)
(※ちなみに周りの人は誰も気にしていませんでした。気にしていたのは私だけでした。)
品川駅:改札前ハグ事件


帰国前の品川駅、改札前での別れ際。日本のカップルなら「気をつけてね〜」と手を振ってさらっと解散するところですが、私たちはそうはなりませんでした。
帰宅ラッシュで人がごった返す改札の前で、彼が突然ガバッと抱きしめてきたんです。しかもかなりガッツリ。周りをちらっと見たら、おじさんサラリーマン数人と目が合いました。
「ちょっと、みんな見てるって!」
「見ててもいいよ、別に」
「別に」じゃないんだよなあ……と心の中でツッコみながら、でも引き離す気にもなれず、しばらくそのままでいました。結果的には悪くなかったですが、心臓への負担は大きかったです(汗)
夜の電話で気づいたこと

その夜、ソウルに戻った彼に「外では少し控えてほしい、周りの目が気になる」と正直に話しました。
彼は「ごめん、文化の違いだとは気づいてなかった」とちゃんと聞いてくれました。
そのあと、「でも、僕は君のことしか見てないのに、君は見知らぬ人の目を気にしてるんだね」
と言われて、あ、そっか、とは思いました。思いましたが、それはそれとして、日本の公共の場では空気を読むのが普通なので、感覚のすり合わせはこれからも続けていく予定です。
ただ、「見知らぬ人の目」を気にして目の前の人の気持ちを後回しにしていたのは確かだったので、そこは少し反省しました。完全に開き直る必要はないけど、もう少し今この瞬間に集中してもいいんじゃないか、とは思えるようになりました。
今はどう?

完全に図太くなったとは言えませんが、電車で腕を組むくらいはあまり気にならなくなりました。信号待ちで彼の腕に捕まるのも、まあ普通になってきました。周りは本当に誰も見ていないし、見ていても翌日には忘れています。
同じように戸惑っている方がいたら、たぶん慣れます!焦らなくていいと思います。
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