東京を飛び出して、ついに彼の住むソウルへ! 日韓カップル ソウルデート
みなさん、こんにちは!エディターのミナです。
これまでミンジュンさんはほぼ毎月、東京まで会いに来てくれていました。
毎回、空港での別れはそれなりに切ないのですが、別れた翌朝にはもう「次いつ来る?」とLINEが来る人なので、感傷に浸る暇もあまりありません。
そんな彼氏のホームグラウンドに、ついに私が乗り込む番がやってきました。ソウルです。

遠距離中はずっと東京のデートをリードしてきた私にとって、ミンジュンさんは正直なところ「私の街に遊びに来てくれているゲスト」という感覚がどこかにありました。
でも今回は完全に立場が逆転。知らない街で、知らない言語に囲まれて、頼れる人が彼しかいない。
仁川国際空港の到着ロビーのゲートが開いた瞬間、目の前には大きな花束を抱えて満面の笑みで手を振る彼の姿が。

「早く早く(パリパリ)」文化と、彼の頼もしい姿
花束…。東京では「どこ行く?ミナが決めて」と毎回言っていた人が、なぜか急に段取りがいい(笑)
その理由は、空港を出てすぐわかりました。
韓国の「パリパリ(早く早く)文化」です。エスカレーターは全員歩いて乗っているし、荷物を受け取ったと思ったら光の速さで改札に向かっていく人の波。
ぼーっとしていたら置いていかれそうな空気感。東京のゆるいテンポに慣れきっていた私が固まっている横で、ミンジュンさんは急にキビキビし始めました。
「スーツケース貸して。人多いから離れないでね」
片手でキャリーを持ち、もう片手で私を引っ張りながら、複雑な乗り換え駅の人混みをぐいぐい進んでいく。改札のタイミングも迷いなく、エスカレーターでさりげなく前に立って人の流れを防いでくれる。
東京では私の後ろをついてきていた人と同一人物とは思えない動きです。ホームとアウェーでこんなに変わるんだ、という発見。
別に惚れ直したとかではなく、純粋に「あ、この人ちゃんと自分の街で生活できてるんだ」という安心感を覚えました。
当たり前なんですけど、見えてなかった部分が見えた感じがしました。

完全に騙された!韓国人の「辛さ」の真実
すっかり夜になり、彼が学生時代から通っているという地元の人気店「激辛カルビチム」の店へ向かいました。
カルビチムとは豚肉の辛煮込みのことで、彼曰く「本物のローカルの味」らしいです。ワクワクしながら席に座ったのですが、テーブルに運ばれてきた鍋を見て、私は静止しました。
赤い。というか、色が赤しかない。どこからどう見ても「辛い」以外の情報が入ってこない見た目です。
グツグツと沸き立つスープを前に、恐る恐る彼の袖を引っ張りました。
「……これ大丈夫?私、辛いの苦手なのは知ってるよね?」

「大丈夫だよ!一番まろやかなやつだから。辛ラーメンくらいかな」
みなさんに声を大にして言います。韓国人の「辛ラーメンくらい」は信じてはいけません。

みなさん、ここでミナからの切実な警告です。韓国人の言う「辛ラーメンくらい」という基準は、絶対に信じてはいけません……!!(大真面目)
彼の言葉を100%信頼して一口食べた瞬間、辛さというより痛さが来ました。舌がビリビリして、耳がキーンと鳴る。これはもう食べ物の話ではなく、刺激への防衛反応の話です。
「辛い!」という声すら出せないまま涙だけ流れていたら、ミンジュンさんが顔を真っ青にさせました。

「え!?そんなに辛い!?ごめん!クールピス(甘い乳酸菌飲料)とケランチム(茶碗蒸し)、すぐ持ってきてもらいます!!」
その後、ティッシュをくれたり、クールピスをコップに注いで口元まで運んでくれたりと、やや過剰な介護を受けました(笑)
クールピスを飲んで落ち着いたころには、まあ、そういうこともある、という気持ちになっていました。
彼が悪意でやったわけじゃないのはわかっているし、韓国人にとって「辛ラーメンくらい」が本当にそのくらいの感覚なんだろうな、とも思う。
ただ、これに懲りて次からは自分で辛さレベルを確認するようにしました。学びです。
これが噂に聞いていた韓国の「激辛な洗礼」というやつか、と妙に納得しました。

漢江公園と、チキンが公園に届く国
口直し、というか完全な埋め合わせとして、彼が連れて行ってくれたのが漢江公園でした。韓国ドラマで何度も見た、芝生に座ってチキンを食べながら川を眺める、あの場所です。
コンビニでレジャーシートをレンタルして芝生に座ると、目の前に川と夜景が広がっていました。

雄大な川の上を遊覧船がゆっくりと通り過ぎて、遠くのビルのネオンが水面に反射してゆれている。
開放感があって、東京の夜とは空気がちょっと違う感じ。
さらに衝撃だったのが、彼がスマホで触っててたと思ったら、30分もしないうちに揚げたてのフライドチキンがバイクで届いたことです。この広い公園の広場の真ん中まで。
「嘘でしょ、ここまで届くの?」 「普通ですよ」
普通らしいです、韓国では。韓国のデリバリー文化については、どこかで一度ちゃんと調べようと思いました。
缶ビールを彼の缶にカチンと当てながら、揚げたてのチキンをかじる。さっきまでカルビチムで大炎上していた口がようやく落ち着いてきました。
川沿いで夜風に当たりながら食べるチキンはおいしかったです。

結びに:彼の街に来てわかったこと
初めてのソウルは、思っていたよりずっとスピードが速くて、思っていたよりずっと辛くて、思っていたよりずっとデリバリーが便利な街でした(笑)
相手の住んでいる場所を訪れると、その人のことが少し立体的に見えるというか、「あ、この環境で毎日生きてるんだ」という実感が出てくる気がします。東京にいたときは見えていなかった部分が見えてくる、みたいな。
彼が「まろやか味を頼んだつもりだった」と言っていたのも、彼の感覚では本当にそうだったんでしょうし、それはそれで面白い発見でした(唇の腫れはしばらく引きませんでしたが)。
国境を越えた遠距離恋愛をしているみなさん、相手のホームに行くのは、想像以上にいろいろなことがわかって悪くないです。
ハプニングはあるかもしれませんが、それも含めて収穫だと思います(たぶん)。
私ミナのソウル滞在記はまだ続きます。
次のエピソードでは、ソウルで合流した彼の男友達たちとの飲み会について。
これはまた別の意味でいろいろあったので、楽しみにしていてください!

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