重い荷物を持つ旅行者にとって、地下鉄駅内のコインロッカーは不可欠な利便施設です。本ガイドでは、ソウル交通公社が運営する無人保管システム「T-Locker(ティーラッカー)」の公式利用方法と料金体系を解説します。
基本情報
ソウル地下鉄1~9号線の駅構内に設置されたT-Lockerは、IoT技術を導入した無人ロッカーで、端末(キオスク)または専用アプリを通じて利用可能です。
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 公式名称 | T-Locker (物品保管箱 / ティーラッカー) |
| 運営時間 | 平日/週末 05:00 ~ 24:00 (地下鉄の運行時間と連動) |
| 利用料金 | 小型 2,000w / 中型 3,000w / 大型 4,000w (基本4時間基準) |
| 追加料金 | 基本時間以降、1時間ごとに 小型 500w, 中型 800w, 大型 1,000w 追加 |
| 決済手段 | クレジットカード(海外カード可)、T-money、モバイル簡易決済 |
| 運営機関 | ソウル交通公社 (Seoul Metro) |

利用方法 (ステップ別案内)
Step 1: ロッカーの位置確認と選択
駅構内の通路にあるT-Locker端末(キオスク)の前へ移動します。
- 言語設定: 画面右上の「日本語」を選択し、メニューを日本語に変更します。
- サービス選択: 画面の「荷物を預ける(保管)」ボタンを押します。
Step 2: ロッカー番号および決済
- 番号選択: 画面に表示された配置図から、空いている(青色表示)番号を選択します。
- 暗証番号設定: 自身で使用する4~6桁の暗証番号を入力します。
- 決済実行: 基本料金を確認後、決済手段を選択します。日本で発行されたVISA、Mastercard、JCBカードを端末に挿入して決済します。
Step 3: 荷物の保管と確認
- 解錠: 決済が完了すると、選択した番号の扉が自動的に開きます。
- 荷物の挿入: 荷物を入れ、扉を閉めます。画面に「保管完了」のメッセージが表示されることを必ず確認してください。
Step 4: 荷物の受け取り
- メニュー選択: 端末で「荷物を受け取る」を押します。
- 本人確認: 保管したロッカーの番号と設定した暗証番号を入力します。
- 追加料金の支払い: 4時間を超えた場合に表示される追加料金を決済すると、扉が開きます。

問題解決 (FAQ)
Q1. ロッカーの暗証番号を忘れてしまいました。
解決策: 端末に記載されているカスタマーセンター(1577-1234)へ連絡してください。本人確認後、遠隔で解錠可能ですが、深夜時間帯は対応が遅れる場合があります。
Q2. 保管期間が数日過ぎてしまい、荷物がなくなりました。
解決策: 5日以上長期保管された物品は、別の倉庫へ移動されます。この場合、ソウル交通公社の遺失物センターへ問い合わせ、別途の倉庫保管料を支払って受け取る必要があります。30日を過ぎると破棄される可能性があります。
Q3. 海外カードが認識されません。
解決策: ICチップ付きのカードを使用しているか確認してください。決済エラー時は、駅内の顧客案内センター(i-center)を訪ねて支援を受けるか、T-moneyカードで決済する代替案を利用してください。
おわりに
- 公式サイト: https://www.seoulmetro.co.kr
- 公式連絡先:
- ソウル交通公社コールセンター: 1577-1234
- 観光通訳案内電話: 1330 (日本語対応可、24時間)
- 住所情報: ソウル特別市 城東区 千戸大路 346 (ソウル交通公社 本社)
- 代わりの手段: 駅内のロッカーが満杯の場合は、近くの大型スーパー(ロッテマート、Eマート等)のロッカーや、「LugStay(ラックステイ)」のような店舗共有型保管サービスを利用してください。
【まとめ】 T-Locker 利用規定要約表
| 区分 | 小型 | 中型 | 大型 |
|---|---|---|---|
| 主な用途 | バックパック、紙袋 | 機内持ち込みサイズ | 預け入れ用大型スーツケース |
| 基本料金(4h) | 2,000w (約220円) | 3,000w (約330円) | 4,000w (約440円) |
| 追加料金(1h) | 500w (約55円) | 800w (約88円) | 1,000w (約110円) |
| 運営時間 | 05:00 ~ 24:00 | 同左 | 同左 |
| 最大保管期間 | 5日間 (以降は移動) | 同左 | 同左 |