
韓国で暮らし始めたものの、外国人登録、健康保険、韓国語教室、家族センターのプログラムなど、どこで情報を探せばよいか分からない。検索すると古いブログ記事も出てきて、現在も申請できる制度なのか不安になりますよね。
「My Seoul(マイソウル/마이서울)」は、ソウル市が外国人住民、留学生、外国人労働者、多文化家族の生活を支援するために提供している公式アプリです。
観光地やレストランを探す旅行アプリではありません。ソウルで生活する外国人が、行政・生活・教育・就職・家族支援の情報を日本語で探すためのアプリです。
My Seoulの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本人でも使える? | 使える |
| 日本語表示 | 対応 |
| 対応言語 | 日本語を含む11言語 |
| 韓国の電話番号 | 情報閲覧では原則不要。一部申請・連絡では必要な場合あり |
| 利用料金 | 無料 |
| 主な情報 | 行政、生活、韓国語教育、就職、家族センター、支援制度 |
| 運営 | ソウル特別市 |
| 対象地域 | 主にソウル市 |
| おすすめする人 | 留学生、ワーホリ、結婚移住者、外国人住民 |
💡 NUGA TIP
数日間のソウル旅行で観光情報を探すならMy Seoulではなく、Visit SeoulやVISITKOREAが向いています。My Seoulは「旅行」より「ソウルで暮らす準備」に使うアプリです。
アプリのダウンロード
iPhone(iOS)
MySeoul
ソウルで暮らす外国人向けに、行政・生活・教育情報を多言語で案内する公式アプリです。
Android
MySeoul – 외국인주민, 다문화가족
日本語を含む11言語で、外国人住民に必要なソウル生活情報を確認できます。
My Seoulで分かること
行政情報
外国人住民に関係する申告、生活支援、住宅費支援、法律相談、国民健康保険などの案内を探せます。
ただし、アプリに掲載されているから自動的に対象になるわけではありません。在留資格、居住地、所得、家族構成、申請期間などの条件を確認してください。
生活・安全情報
大使館、相談電話、安全情報、韓国の祝日や生活文化など、困ったときに必要な情報を確認できます。
韓国語教育
ソウル市内の外国人支援施設や家族センターが実施する韓国語講座、オンライン教育、申込案内を探せます。
就職・起業情報
外国人住民向けの就職支援、教育、採用関連情報が掲載されることがあります。働ける範囲は在留資格によって違うため、募集情報だけで判断せず就労条件も確認しましょう。
家族センターのプログラム
多文化家族、結婚移住者、子どもを対象にした相談、教育、交流プログラムなどを地域別に探せます。
My Seoulの使い方
1. アプリを開き、日本語を選ぶ
初回画面または設定から「日本語」を選択します。翻訳された情報でも、申請先の外部サイトや添付書類は韓国語だけの場合があります。
💡 NUGA TIP
日本語ページの内容が短いときは韓国語版も確認し、Papagoの使い方で翻訳すると、対象条件や提出書類を見落としにくくなります。
2. 自分に合うカテゴリーを選ぶ
留学生なら「韓国語教育」「生活情報」、結婚移住者や家族なら「多文化情報」「家族センター」、就職を考える人は「就職情報」から探します。
最初からすべて読む必要はありません。「今週必要なこと」を一つずつ探すのが使いやすい方法です。
3. 居住地域と募集期間を確認する
ソウル市全体の制度だけでなく、特定の自治区や家族センターが運営するプログラムもあります。自分の住所が対象地域に含まれるか、受付が終了していないか確認してください。
💡 NUGA TIP
「선착순」は先着順、「접수마감」は受付終了、「모집기간」は募集期間です。無料講座でも定員に達すると早く締め切られることがあります。
4. 申請条件と必要書類を読む
対象年齢、在留資格、ソウル居住、外国人登録、所得、家族関係などの条件を確認します。申請ページが外部サイトへ移動する場合は、公式機関のURLかを確かめましょう。
パスポートや外国人登録証の画像は、提出先と利用目的を確認してから送ってください。
💡 NUGA TIP
「外国人対象」と書かれていても、短期滞在者は対象外の場合があります。「서울시 거주 외국인(ソウル市在住外国人)」などの条件を確認しましょう。
5. 連絡先と問い合わせ内容を保存する
担当機関、電話番号、メール、受付時間、必要書類をメモします。電話が難しい場合は、メールや訪問相談が可能か確認してください。
問い合わせでは、制度名、居住区、在留資格、申請したい内容を簡潔に伝えると案内がスムーズです。
問い合わせ例
- 안녕하세요. 서울에 거주하는 일본인입니다.
- ○○ 프로그램 신청 대상인지 확인하고 싶습니다.
- 필요한 서류와 신청 방법을 알려주세요.
「こんにちは。ソウル在住の日本人です。○○プログラムの対象になるか確認したいです。必要書類と申請方法を教えてください」
6. 必要な通知だけオンにする
設定から関心のあるプッシュ通知を有効にします。家族支援、韓国語講座、生活情報など、自分に必要な項目だけ選ぶと重要なお知らせを見つけやすくなります。
通知が届かない場合は、アプリを最新版へ更新し、端末側の通知設定も確認してください。
💡 NUGA TIP
募集開始後すぐ締め切られる講座もあります。興味のある分野は通知をオンにし、気になる案内はスクリーンショットではなく元ページを保存しましょう。
実際の生活ではこう使う
留学を始めたとき
韓国語講座、外国人支援施設、生活相談、行政案内を確認します。大学の国際課の案内と併用すると、学校独自の手続きも見落としにくくなります。
韓国人との結婚後
家族センターの相談、韓国語教育、夫婦・子育てプログラム、多文化家族向け情報を探せます。制度によっては居住区の家族センターへの申請が必要です。
働き始める前
就職支援や教育情報を探しつつ、自分の在留資格で可能な就労範囲を確認します。求人が掲載されていても、すべての外国人が応募できるとは限りません。
生活上の問題が起きたとき
法律相談、生活相談、健康保険、大使館、支援機関などの連絡先を探す入口として使います。緊急時はアプリ内の記事を探すより、警察112、救急・消防119へ連絡してください。
My Seoul・Visit Seoul・VISITKOREAの違い
| 比較項目 | My Seoul | Visit Seoul | VISITKOREA |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 外国人住民の生活・定着支援 | ソウル観光 | 韓国全域の観光 |
| 対象 | 留学生、在住者、多文化家族 | ソウル旅行者 | 韓国旅行者 |
| 日本語 | ○ | ○ | ○ |
| 行政・支援情報 | ◎ | △ | △ |
| 観光地・グルメ | △ | ◎ | ◎ |
| 対象地域 | 主にソウル | ソウル | 韓国全域 |
旅行計画にはVisit SeoulやVISITKOREA、生活手続きにはMy Seoulと使い分けるのが分かりやすいでしょう。
利用スタイル別おすすめ度
| 利用シーン | おすすめ度 |
|---|---|
| ソウル在住の結婚移住者 | ★★★★★ |
| ソウルで暮らす留学生 | ★★★★★ |
| ワーキングホリデー | ★★★★☆ |
| 韓国語講座を探したい | ★★★★★ |
| 1~2か月の中期滞在 | ★★★☆☆ |
| 数日のソウル旅行 | ★★☆☆☆ |
メリット
- ソウル市の外国人向け情報を日本語で確認できる
- 行政、生活、教育、就職、家族支援をまとめて探せる
- 自治区や家族センターのプログラム情報が見つかる
- 必要な分野の通知を受け取れる
- 無料で利用できる
デメリットと注意点
- 観光アプリとしては情報が限られる
- 外部の申請ページや書類が韓国語のみの場合がある
- 掲載情報だけでは自分が対象か判断できない制度もある
- 受付期間や募集人数が変更・終了している場合がある
- ソウル以外の自治体情報を探す用途には向かない
My Seoulの記事は、制度の存在を知る入口です。申請前には必ず担当機関の最新公示を開き、条件、期間、必要書類を再確認してください。
よくある質問
My Seoulは旅行アプリですか?
いいえ。主にソウルで生活する外国人住民向けの行政・生活情報アプリです。
日本人でも利用できますか?
はい。日本語に対応し、留学生、外国人住民、結婚移住者などが利用できます。
韓国の電話番号は必要ですか?
基本的な情報閲覧では不要ですが、会員登録、申請、担当機関との連絡で必要になる場合があります。
利用料金はかかりますか?
アプリは無料です。紹介される講座やプログラムの参加費は個別に確認してください。
日本語の情報はありますか?
あります。My Seoulは日本語を含む11言語に対応しています。
外国人登録前でも使えますか?
情報は確認できます。ただし、外国人登録やソウル居住が参加条件になっている制度もあります。
韓国語教室を申し込めますか?
講座情報や申込先を探せます。受付方法は運営する施設ごとに異なります。
求人へ誰でも応募できますか?
いいえ。在留資格による就労制限と、求人ごとの応募条件を確認する必要があります。
掲載された支援金は必ず受け取れますか?
いいえ。居住地、在留資格、所得、家族構成、申請期間などの条件があります。
通知が届かないときは?
アプリと端末の通知設定を確認し、最新版へ更新します。改善しなければ再インストール前にログイン情報を確認してください。
ソウル生活ではこう使おう
入国前は日本語で生活制度の全体像を確認。入国後は居住区を基準に、韓国語講座、家族センター、行政相談など今必要な情報を探します。
気になる制度は対象条件と期限を公式ページで再確認し、必要書類と問い合わせ先を保存。募集情報を逃したくない分野だけ通知をオンにします。
My Seoulは、手続きを代行してくれるアプリではありません。それでも「どこへ聞けばいいか分からない」という外国人生活の最初の壁を低くしてくれる、ソウル在住者向けの心強い入口です。